口腔機能低下症を予防するには?毎日の習慣と期待できる効果
目次
年齢を重ねると、噛む・飲み込む・話すといった口の機能に変化が生じることがあります。口腔機能低下症は、口腔内の清潔状態や乾燥、噛む力、舌や唇の動き、咀嚼、嚥下などの口腔機能を検査し、一定の基準に基づいて診断されます。口腔機能を維持するためには、日頃から口を動かす習慣を取り入れることが大切です。今回は、口腔機能低下症の予防につながる毎日の習慣や食事・会話のポイント、期待できる効果について、交野市の歯医者 太田歯科医院が解説します。
1. 口腔機能低下症の予防につながる毎日の習慣
口の機能は、歯や舌、唇、頬などを日常的に使うことで維持しやすくなります。特別な取り組みだけでなく、毎日の生活の中で口を動かす機会を意識することが大切です。
①口腔内を清潔に保つ
歯磨きや舌のケアを続け、口腔内を清潔に保ちましょう。むし歯や歯周病などによって噛みにくくなると、食べられるものが限られ、口を動かす機会が減る場合があります。
②口や舌を意識して動かす
舌を前後・左右に動かしたり、唇を大きく動かしたりする口腔体操は、口周りを動かす習慣づくりに役立つとされています。無理のない範囲で生活に取り入れることがポイントです。
③口腔内の乾燥に気を配る
口腔内が乾燥すると、食べ物をまとめたり飲み込んだりしにくくなることがあります。こまめな水分補給を意識し、乾燥が続く場合は歯医者で相談しましょう。
④生活の中で声を出す
会話や音読などで声を出すと、舌や唇、頬を動かす機会を増やしやすくなります。人と話す機会が少ない場合には、本や新聞を声に出して読む方法も取り入れやすいでしょう。
⑤口腔機能を定期的に確認する
食べこぼしやむせ、噛みにくさ、滑舌の変化などは口の機能低下に気づくきっかけになることがあります。変化を放置せず、必要に応じて歯医者で口腔機能の状態を確認してもらうことが大切です。
毎日のケアに加えて、口を使う機会を意識的につくることで、口腔機能の維持につながりやすくなります。気になる症状が続く場合は歯医者へ相談しましょう。
2. 食事や会話で口の機能を維持するポイント
食事と会話は、口を日常的に動かす機会といえます。噛む、飲み込む、発音するといった動作を意識し、口の機能を使いましょう。
①食べ物をよく噛む
噛む動作では、歯だけでなく舌や頬なども働きやすくなります。急いで飲み込まず、一口ずつ意識して噛むことで、口をしっかり使う習慣につながるでしょう。
②さまざまな食材を取り入れる
噛む力に問題がなければ、食感の異なる食材を組み合わせることも方法の一つです。硬いものを無理に食べず、自分の噛む力や飲み込む力に合わせましょう。
③食事に集中できる環境をつくる
テレビやスマートフォンを見ながらではなく、食事に意識を向けることも大切です。姿勢を整え、一口の量や噛む動作を意識して食べましょう。
④人との会話を楽しむ
会話では舌や唇、頬などを使ってさまざまな音を発します。家族や友人と話す機会を持つことは、口を動かすだけでなく、人との交流にもつながりやすくなります。
⑤滑舌の変化を確認する
言葉が聞き取りにくいと言われたり、発音しづらい音が増えたりした場合は、舌や唇の動きが変化している可能性があります。音読などで口を動かす機会を意識的に取り入れてみましょう。
食事と会話は、毎日の生活で口の機能を使える身近な機会です。噛み方や発音の変化を確認し、むせや噛みにくさなどが目立つ場合には、無理をせず歯医者へ相談しましょう。
3. 口腔機能低下症を予防することで期待できる効果
口腔機能低下への対策は、食事や会話など日常生活と深く関わるとされています。口の機能を維持することは、食生活やコミュニケーションの維持にも役立つと考えられています。
①噛む機能の維持につながる
歯や舌、頬などを使って噛む機能を維持できれば、さまざまな食品を取り入れやすくなります。噛みにくい場合は、歯や入れ歯の状態を確認することも大切です。
②飲み込む機能の維持につながる
舌は噛んだ食べ物をまとめて喉へ送る役割があるとされています。舌や口周りを動かすことで、食事に必要な口の動きを保ちやすくなります。
③食生活を維持しやすくなる
噛みにくい食品が増えると、食事が偏ることがあります。口の機能を維持して多様な食品を食べることは、食生活を整えるうえでも重要です。
④会話を続けやすくなる
舌や唇を動かす機能は、発音にも関わることがあります。発音に必要な機能を維持することは、人との会話や社会的な交流を続けることにもつながるでしょう。
⑤口の変化に気づきやすくなる
口の状態を意識すると、食べこぼしやむせ、口腔内の乾燥、滑舌の変化などに気づきやすくなります。気になる変化を早めに相談することも大切です。
口腔機能低下症の予防は、噛む・飲み込む・話すといった日常生活に必要な機能の維持につながるとされています。口の状態には個人差があるため、自分に合った方法を歯科医師と確認することが大切です。
4. 交野市の歯医者 太田歯科医院の「口腔機能低下症」について
加齢や疾患などの要因でお口の機能が複合的に低下する「口腔機能低下症」は、全身の健康に影響を及ぼす可能性があります。交野市の太田歯科医院では、7つの項目の精密検査を通じて機能の現状を数値化し、皆さまの状態に合わせた管理計画を作成します。継続的なトレーニングを行い、お口の機能維持を目指します。
【交野市の歯医者 太田歯科医院の「口腔機能低下症」の特徴】
当院のポイント①:7項目の精密検査による客観的な数値評価
噛む力や舌の動き、お口の乾燥状態など7つの項目を専用の機器で測定します。そのうち3項目以上の数値が基準値を下回る場合に「口腔機能低下症」と診断。現状を客観的に把握し、適切な対策を立てるための判断材料として活用します。
当院のポイント②:噛み合わせを考慮した個別トレーニング
患者さんの状態に合わせて、舌の運動や発音訓練、咀嚼の指導を実施します。お口周りの筋肉を動かす習慣を身につけることで、機能の低下を抑える働きが期待できます。矯正治療の知見を活かし、顎の動きにも配慮した訓練を提案します。
当院のポイント③:多角的な視点からの管理計画と継続支援
歯科医師による診断後、具体的な管理計画を立案。食事の内容や口腔衛生状態の確認など、日常生活で取り組める内容を患者さんと共に検討します。再評価を繰り返しながら長期的に継続管理を行い、お口の健康維持をサポートします。
当院のポイント④:全身の虚弱を防ぐための早期発見と予防
噛み合わせや飲み込みの状態を整えることは、低栄養やフレイルの予防につながると考えられます。お口の軽微な衰えを見逃さず、適切な時期に「口腔機能低下症」の検査を受けることで、毎日の生活における質の維持を図ります。
交野市駅徒歩1分の歯医者「太田歯科医院」では、地域に根ざした「かかりつけ医」として、20年以上にわたり交野市・枚方市周辺の皆様のお口の健康を守り続けています。
日本口腔インプラント学会専修医の資格を持つ院長が、歯科用CTやマイクロスコープなどの先進設備を駆使し、歯を失うリスクを抑えるための精密な治療を提供しています。
まとめ
口腔機能低下症を予防するためには、歯磨きなどのケアに加え、食事でよく噛む、会話で舌や唇を動かすなど、日常生活で口の機能を使うことが大切です。食べこぼしやむせ、噛みにくさ、滑舌の変化などが見られる場合は、口の機能が低下している可能性もあります。日頃から口の状態を確認し、気になる変化が続く場合は早めに相談しましょう。口腔機能低下症の予防についてお悩みの方は、交野市の歯医者 太田歯科医院までお問い合わせください。
監修:太田 貴之
【経歴】
・1998年 大阪歯科大学臨床研修 終了
・1999年 尼崎市 久井歯科医院 勤務
・2003年 佐古歯科医院 勤務
・2005年 医療法人 太田歯科医院 開業
【所属学会】
・日本口腔インプラント学会 専修医
・日本口腔インプラント学会 会員
・大阪口腔インプラント研究会 会員